エンディング

以下からエンディングを選択して開いてください。

①「犬飼」が最多票となった場合

担当するキャラクターのセリフを読み上げ、NPCと地の文は任意のプレイヤーが読み上げてください。

雉鳥「犬飼。猪瀬を殺して、未谷を殺そうとした犯人はあなたね」
猿渡「すまんが、警察が来るまで拘束させてもらう」
犬飼「ち、違う!おれじゃない!!」

抵抗する犬飼を押さえつけて、雉鳥と猿渡は身動きが取れないよう犬飼を拘束した。
これで一件落着だと思った、その時だった。

未谷が猿渡の背後から襲い掛かり、持っていたナイフで首元を一気に切りつけた。
悲鳴をあげる間もなくすぐに雉鳥にも襲い掛かり、ナイフで滅多刺しにした。

突然の出来事に、拘束されていた犬飼は開いた口が塞がらない。

未谷「驚いたかい?そう、僕が猪瀬を殺した犯人だったのさ」
犬飼「犯人はお前だったのか…じゃあ、お前の傷も、まさか自分で?」
未谷「そういうこと。おかげで全然怪しまれなかったね」
犬飼「なんでこんなことをしたんだ!」

未谷「復讐さ。僕は、まゆみのことがずっと好きだったんだ。猪瀬と付き合ってからもずっと。まゆみは猪瀬と付き合ってから毎日のように猪瀬から暴力を受けていて、僕はその相談を受けていた。まゆみはそれでも猪瀬を好きな気持ちは変わらないからと別れることはしなかったけど、心はずっとすり減っていたんだ。そんな時に立て続けに、犬飼からは盗撮被害を受けて、雉鳥からは親の形見のアクセサリーを盗まれ、猿渡からは必死に書き上げた推理小説を盗作されてコンテストの賞を持っていかれる始末。心優しいまゆみはそれらに反発することもせず、自分の心をすり減らして自殺という道を選んだんだ。まゆみが死んで、僕が復讐するしかないと思って、今回の合宿を企画したんだ」

犬飼「この合宿は、復讐のためだったのか。じゃあなぜ、わざわざ自分にも傷を…?」

未谷「猪瀬を殺した時に、僕は罪悪感でいっぱいになってしまった。もうこれ以上復讐は続けられないと。だから本当は僕も自ら命を絶つつもりだった。でも、できなかった。致命傷にならない程度の傷しか自分にはつけられなかった。死ぬというのはこんなにも怖いものなんだと痛感したよ。同時に、こんな恐怖を上回るくらいの苦しみをまゆみに与えた君たちへの復讐心はさらに大きなものとなった。そこで君たちに推理をさせて、誰かを拘束して皆殺しにできる機会を伺っていたんだ。もし君たちが僕が犯人だとたどり着いたら、その時は潔く諦めるつもりだったけど」

みんなで議論を始める前に、未谷が殺人鬼を見つけてぶっ殺してくれと言っていたのを思い出した。あれは、復讐心で荒れ狂う自分自身を殺してほしいという意味だったんだ。

今そのことがわかったところで、もう遅い。犬飼は手足を縛られて拘束されている。もう抵抗することもできない。

未谷がナイフを振りかざし、犬飼の心臓めがけて一気に振り下ろした。

②「雉鳥」が最多票となった場合

担当するキャラクターのセリフを読み上げ、NPCと地の文は任意のプレイヤーが読み上げてください。

犬飼「雉鳥。猪瀬を殺して、未谷を殺そうとした犯人はお前だな」
猿渡「すまんが、警察が来るまで拘束させてもらう」
雉鳥「ち、違う!私じゃない!!」

抵抗する雉鳥を押さえつけて、犬飼と猿渡は身動きが取れないよう雉鳥を拘束した。
これで一件落着だと思った、その時だった。

未谷が犬飼の背後から襲い掛かり、持っていたナイフで首元を一気に切り付ける。
悲鳴をあげる間もなくすぐに猿渡にも襲い掛かり、ナイフで滅多刺しにした。

突然の出来事に、拘束されていた雉鳥は開いた口が塞がらない。

未谷「驚いたかい?そう、僕が猪瀬を殺した犯人だったのさ」
雉鳥「犯人はあんただったのね…じゃあ、あんたの傷も、まさか自分で?」
未谷「そういうこと。おかげで全然怪しまれなかったね」
雉鳥「なんでこんなことをしたの!」

未谷「復讐さ。僕は、まゆみのことがずっと好きだったんだ。猪瀬と付き合ってからもずっと。まゆみは猪瀬と付き合ってから毎日のように猪瀬から暴力を受けていて、僕はその相談を受けていた。まゆみはそれでも猪瀬を好きな気持ちは変わらないからと別れることはしなかったけど、心はずっとすり減っていたんだ。そんな時に立て続けに、犬飼からは盗撮被害を受けて、雉鳥からは親の形見のアクセサリーを盗まれ、猿渡からは必死に書き上げた推理小説を盗作されてコンテストの賞を持っていかれる始末。心優しいまゆみはそれらに反発することもせず、自分の心をすり減らして自殺という道を選んだんだ。まゆみが死んで、僕が復讐するしかないと思って、今回の合宿を企画したんだ」

雉鳥「この合宿は、復讐のためだったのね。じゃあなぜ、わざわざ自分にも傷を…?」

未谷「猪瀬を殺した時に、僕は罪悪感でいっぱいになってしまった。もうこれ以上復讐は続けられないと。だから本当は僕も自ら命を絶つつもりだった。でも、できなかった。致命傷にならない程度の傷しか自分にはつけられなかった。死ぬというのはこんなにも怖いものなんだと痛感したよ。同時に、こんな恐怖を上回るくらいの苦しみをまゆみに与えた君たちへの復讐心はさらに大きなものとなった。そこで君たちに推理をさせて、誰かを拘束して皆殺しにできる機会を伺っていたんだ。もし君たちが僕が犯人だとたどり着いたら、その時は潔く諦めるつもりだったけど」

みんなで議論を始める前に、未谷が殺人鬼を見つけてぶっ殺してくれと言っていたのを思い出した。あれは、復讐心で荒れ狂う自分自身を殺してほしいという意味だったんだ。

今そのことがわかったところで、もう遅い。雉鳥は手足を縛られて拘束されている。もう抵抗することもできない。

未谷がナイフを振りかざし、雉鳥の心臓めがけて一気に振り下ろした。

③「猿渡」が最多票となった場合

担当するキャラクターのセリフを読み上げ、NPCと地の文は任意のプレイヤーが読み上げてください。

犬飼「猿渡。猪瀬を殺して、未谷を殺そうとした犯人はお前だな」
雉鳥「申し訳ないけど、警察が来るまで拘束させてもらうね」
猿渡「ち、違う!おれじゃない!!」

抵抗する猿渡を押さえつけて、犬飼と雉鳥は身動きが取れないよう猿渡を拘束した。
これで一件落着だと思った、その時だった。

未谷が犬飼の背後から襲い掛かり、持っていたナイフで首元を一気に切り付ける。
悲鳴をあげる間もなくすぐに雉鳥にも襲い掛かり、ナイフで滅多刺しにした。

突然の出来事に、拘束されていた猿渡は開いた口が塞がらない。

未谷「驚いたかい?そう、僕が猪瀬を殺した犯人だったのさ」
猿渡「犯人はお前だったのか…じゃあ、お前の傷も、まさか自分で?」
未谷「そういうこと。おかげで全然怪しまれなかったね」
猿渡「なんでこんなことをしたんだ!」

未谷「復讐さ。僕は、まゆみのことがずっと好きだったんだ。猪瀬と付き合ってからもずっと。まゆみは猪瀬と付き合ってから毎日のように猪瀬から暴力を受けていて、僕はその相談を受けていた。まゆみはそれでも猪瀬を好きな気持ちは変わらないからと別れることはしなかったけど、心はずっとすり減っていたんだ。そんな時に立て続けに、犬飼からは盗撮被害を受けて、雉鳥からは親の形見のアクセサリーを盗まれ、猿渡からは必死に書き上げた推理小説を盗作されてコンテストの賞を持っていかれる始末。心優しいまゆみはそれらに反発することもせず、自分の心をすり減らして自殺という道を選んだんだ。まゆみが死んで、僕が復讐するしかないと思って、今回の合宿を企画したんだ」

猿渡「この合宿は、復讐のためだったのか。じゃあなぜ、わざわざ自分にも傷を…?」

未谷「猪瀬を殺した時に、僕は罪悪感でいっぱいになってしまった。もうこれ以上復讐は続けられないと。だから本当は僕も自ら命を絶つつもりだった。でも、できなかった。致命傷にならない程度の傷しか自分にはつけられなかった。死ぬというのはこんなにも怖いものなんだと痛感したよ。同時に、こんな恐怖を上回るくらいの苦しみをまゆみに与えた君たちへの復讐心はさらに大きなものとなった。そこで君たちに推理をさせて、誰かを拘束して皆殺しにできる機会を伺っていたんだ。もし君たちが僕が犯人だとたどり着いたら、その時は潔く諦めるつもりだったけど」

みんなで議論を始める前に、未谷が殺人鬼を見つけてぶっ殺してくれと言っていたのを思い出した。あれは、復讐心で荒れ狂う自分自身を殺してほしいという意味だったんだ。

今そのことがわかったところで、もう遅い。猿渡は手足を縛られて拘束されている。もう抵抗することもできない。

未谷がナイフを振りかざし、猿渡の心臓めがけて一気に振り下ろした。

④「その他」が最多票となった場合

担当するキャラクターのセリフを読み上げ、NPCと地の文は任意のプレイヤーが読み上げてください。

犬飼「おれたち3人の中に、犯人はいなさそうだ」
雉鳥「じゃあだれの仕業なの?首に絞め跡があったり、切られていたり、明らかに人為的なものよ!」
猿渡「いや、もう一人いる。それができる人物が…」

3人は、未谷の方に目を向けた。

未谷「分かってしまったか。そう、僕が猪瀬を殺した犯人だったのさ」
犬飼「犯人はお前だったのか…じゃあ、お前の傷も、まさか自分で?」
未谷「そういうこと。おかげで全然怪しまれなかったね」
雉鳥「なんでこんなことをしたの!」

未谷「復讐さ。僕は、まゆみのことがずっと好きだったんだ。猪瀬と付き合ってからもずっと。まゆみは猪瀬と付き合ってから毎日のように猪瀬から暴力を受けていて、僕はその相談を受けていた。まゆみはそれでも猪瀬を好きな気持ちは変わらないからと別れることはしなかったけど、心はずっとすり減っていたんだ。そんな時に立て続けに、犬飼からは盗撮被害を受けて、雉鳥からは親の形見のアクセサリーを盗まれ、猿渡からは必死に書き上げた推理小説を盗作されてコンテストの賞を持っていかれる始末。心優しいまゆみはそれらに反発することもせず、自分の心をすり減らして自殺という道を選んだんだ。まゆみが死んで、僕が復讐するしかないと思って、今回の合宿を企画したんだ」

猿渡「この合宿は、復讐のためだったのか。じゃあなぜ、わざわざ自分にも傷を…?」

未谷「猪瀬を殺した時に、僕は罪悪感でいっぱいになってしまった。もうこれ以上復讐は続けられないと。だから本当は僕も自ら命を絶つつもりだった。でも、できなかった。致命傷にならない程度の傷しか自分にはつけられなかった。死ぬというのはこんなにも怖いものなんだと痛感したよ。同時に、こんな恐怖を上回るくらいの苦しみをまゆみに与えた君たちへの復讐心はさらに大きなものとなった。そこで君たちに推理をさせて、誰かを拘束して皆殺しにできる機会を伺っていたんだ。もし君たちが僕が犯人だとたどり着いたら、その時は潔く諦めるつもりだったけど」

みんなで議論を始める前に、未谷が殺人鬼を見つけてぶっ殺してくれと言っていたのを思い出した。あれは、復讐心で荒れ狂う自分自身を殺してほしいという意味だったんだ。

やがて警察が到着し、3人はこのコテージで起こった事件について説明した。警察は未谷を連行し、3人は簡単な事情聴取ののちに解放された。

これほどショッキングな事件が起こっても、3人はそれぞれの「盗み」をやめることはないだろう。感情すらも凌駕してしまうのが人間の性というものだから。

⑤最多票が決まらなかった場合

担当するキャラクターのセリフを読み上げ、NPCと地の文は任意のプレイヤーが読み上げてください。

犬飼「おれたち3人の中に、犯人はいなさそうだ」
雉鳥「じゃあだれの仕業なの?首に絞め跡があったり、切られていたり、明らかに人為的なものよ!」
猿渡「仕方ない、あとは警察に任せるか…。一旦警察の到着を待とう」

犯人探しを諦めて、3人がそれぞれの部屋に戻ろうと思った、その時だった。

未谷が猿渡の背後から襲い掛かり、持っていたナイフで首元を一気に切りつけた。
悲鳴をあげる間もなくすぐに雉鳥にも襲い掛かり、ナイフで滅多刺しにした。

突然の出来事に、犬飼は腰を抜かして、その場に座り込んでしまった。

未谷「驚いたかい?そう、僕が猪瀬を殺した犯人だったのさ」
犬飼「犯人はお前だったのか…じゃあ、お前の傷も、まさか自分で?」
未谷「そういうこと。おかげで全然怪しまれなかったね」
犬飼「なんでこんなことをしたんだ!」

未谷「復讐さ。僕は、まゆみのことがずっと好きだったんだ。猪瀬と付き合ってからもずっと。まゆみは猪瀬と付き合ってから毎日のように猪瀬から暴力を受けていて、僕はその相談を受けていた。まゆみはそれでも猪瀬を好きな気持ちは変わらないからと別れることはしなかったけど、心はずっとすり減っていたんだ。そんな時に立て続けに、犬飼からは盗撮被害を受けて、雉鳥からは親の形見のアクセサリーを盗まれ、猿渡からは必死に書き上げた推理小説を盗作されてコンテストの賞を持っていかれる始末。心優しいまゆみはそれらに反発することもせず、自分の心をすり減らして自殺という道を選んだんだ。まゆみが死んで、僕が復讐するしかないと思って、今回の合宿を企画したんだ」

犬飼「この合宿は、復讐のためだったのか。じゃあなぜ、わざわざ自分にも傷を…?」

未谷「猪瀬を殺した時に、僕は罪悪感でいっぱいになってしまった。もうこれ以上復讐は続けられないと。だから本当は僕も自ら命を絶つつもりだった。でも、できなかった。致命傷にならない程度の傷しか自分にはつけられなかった。死ぬというのはこんなにも怖いものなんだと痛感したよ。同時に、こんな恐怖を上回るくらいの苦しみをまゆみに与えた君たちへの復讐心はさらに大きなものとなった。そこで君たちに推理をさせて、誰かを拘束して皆殺しにできる機会を伺っていたんだ。もし君たちが僕が犯人だとたどり着いたら、その時は潔く諦めるつもりだったけど」

みんなで議論を始める前に、未谷が殺人鬼を見つけてぶっ殺してくれと言っていたのを思い出した。あれは、復讐心で荒れ狂う自分自身を殺してほしいという意味だったんだ。

今そのことがわかったところで、もう遅い。犬飼は腰を抜かして座り込んでいる。もう抵抗することもできない。

未谷がナイフを振りかざし、犬飼の心臓めがけて一気に振り下ろした。

得点計算

「エンディング」を読み終えてから、「得点計算」を開いてください。

得点計算

【犬飼】の目標

①真犯人を拘束する。【得点6点】

②盗撮がバレない。【得点4点】

【雉鳥】の目標

①真犯人を拘束する。【得点6点】

②窃盗がバレない。【得点4点】

【猿渡】の目標

①真犯人を拘束する。【得点6点】

②盗作がバレない。【得点4点】

真相と解説

「エンディング」を読み終えてから、「真相と解説」を開いてください。

真相と解説

本作品は、被害者が実は犯人だったというものでした。「連続殺人」というタイトルが添えられていますが、それは猪瀬と未谷が連続して殺されたというものではなく、真相に辿り着かなかった場合に全員皆殺しにされてしまうというものでした。

真相に辿り着くには、アリバイのない人を探す必要があります。まずは猪瀬殺しの犯人を見つけましょう。共通情報では殺人に10分近く要すると記載されていて、ちょうどそれぞれのキャラクターのタイムラインも15分ごとに区切られています。猪瀬の死体発見が21:00~の時間なので、それ以前の時間で15分まるまるアリバイがない人が犯人になります。

まずは犬飼について。
・20:00~20:15 
 【雉鳥の部屋に忍び込んでいる】
・20:15~20:30 
 シャワー室に入る。入る瞬間と出た後の顔が火照った状態を猿渡に見られている。
・20:30~20:45
 外に出て散歩をする。未谷の「さっきまで白かった顔」という証言によって、外に出ていたことの証明になる。
・20:45~21:00
 未谷とリビングにいる。

次に猿渡について。
・20:00~20:15
 未谷と作業部屋にいる。
・20:15~20:30
 【犬飼の部屋に忍び込んでいる】
・20:30~20:45
 リビングにいるところを雉鳥に目撃されている。
・20:45~21:00
 シャワー室に入る。入る瞬間を雉鳥に、出た後の髪が濡れた状態を犬飼と雉鳥に見られている。

最後に雉鳥について。
・20:00~20:15
 シャワー室に入る。入る瞬間と出た後の髪が濡れた状態を犬飼に見られている。
・20:15~20:30
 未谷とキッチンにいる。
・20:30~20:45
 キッチンにいる。「さっきよりつまみの種類が増えていた」という未谷の証言がキッチンに居続けた照明になる。
・20:45~21:00
 【猿渡の部屋に忍び込んでいる】

以上が、それぞれのキャラクターの21:00以前の15分ごとの行動です。
【】で書かれた部分は、それぞれのキャラクターの秘密に直結します。秘密を暴露すればアリバイができて殺人の罪からは逃れられるかもしれません。

暴露しなくても、追加情報から推理することも可能でしょう。
雉鳥の部屋に設置された小型録画装置は20:09に録画開始されており、この行動ができたのは犬飼だけです。
USBは20:20、20:23、20:24、20:27の時間にデータが保存されており、この行動ができたのは猿渡だけです。
電子ロッカーは、本人が知らない開錠履歴があります。猿渡が自覚ない20:52に猿渡の部屋に侵入できたのは雉鳥だけです。
実は、犬飼は盗撮を、猿渡は盗作を、雉鳥は窃盗をそれぞれしていたのです。3人とも非人道的な行いをしていますが、アリバイはあることになります。

では、唯一アリバイのない人物は誰なのか。未谷は20:30~20:45にシャワー室でシャワーを浴びていたと証言しましたが、シャワー室に入った姿や、その後の髪が濡れた姿を見たものはいません。実はシャワー室に入らずに、猪瀬の部屋で殺人を行っていたのです。

では、その未谷を刺した人物は誰なのか?犯行時刻の21:15~21:30に、それぞれ何をしていたのかを確認しましょう。
犬飼は雉鳥の部屋に忍び込み、クローゼットで盗撮機を回収しようとしていました。結局悲鳴が聞こえて回収を忘れることになりますが。録画終了時刻が21:23になっていることが証明になります。
猿渡は雉鳥の部屋に忍び込み、雉鳥のPCから作品アイデアデータを移していました。USBに21:25、21:26、21:29の保存日時のデータがあることが証明になります。
雉鳥は犬飼の部屋に忍び込み、お金を盗んでいました。犬飼のロッカーが21:28に開けられていることが証明になります。
結局今回も唯一アリバイがないのが未谷になります。未谷は自殺しようとしたのです。結局自殺は失敗となりましたが。

今回のような事件が起こった背景は、元サークルのメンバーのまゆみの自殺が関係しています。まゆみは、彼氏である猪瀬からのDV、犬飼からの盗撮被害、猿渡からの盗作被害、雉鳥からの窃盗被害が原因となり、心を病んで自殺しました。まゆみが好きだった未谷が復讐を果たすために、今回の合宿を企画したのです。

しかし、猪瀬を殺して罪悪感でいっぱいになってしまった未谷は、他の3人を殺す前に自らの命を絶とうとします。ただ、本能的な死への恐怖からどうしても死に至ることはできませんでした。

それならば、3人に真相を突き止めてもらい、それが合っていたなら観念する、間違っていたなら連続殺人を続行しようと考えたのです。

みんなで議論を始める前に、未谷が殺人鬼を見つけてぶっ殺してくれと言っていました。あれは、復讐心で荒れ狂う自分自身を殺してほしいという意味だったのです。復讐心にさいなまれながらも、未谷は本心ではこんな連続殺人を起こしたくはなかったのです。

さいごに

最後まで遊んでいただきありがとうございました!こちら各キャラクターそれぞれのエンドカードとなりますので、自分が担当したキャラクターのものをダウンロードしてお使いください(^^)お楽しみいただけましたら、SNS等でハッシュタグ「#ポケミス」をつけて感想をくださると嬉しいです!

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