マーダーミステリー(マダミス)とは、プレイヤーが物語の登場人物の一人となり、発生した事件の真相を追究しながら、個々の目的の達成を目指して物語を紡いでいく『体験型ミステリーゲーム』です。
その中でも、『謎解き』と組み合わせたマダミスシナリオもいくつか存在します。
この記事では、謎解き要素が組み合わさったおすすめマダミスシナリオをご紹介します。
この記事はこんな人におすすめ!
- マーダーミステリーと謎解きの違いについて知りたい!
- 謎解き要素のあるマーダーミステリーのおすすめシナリオを知りたい!
マーダーミステリーと謎解きの違いについて
おすすめシナリオをご紹介する前に、まずはマーダーミステリーと謎解きの違いについてご説明します。
マーダーミステリーと謎解きに共通する点は、どちらも「謎」を扱うということです。
しかし、マーダーミステリーで扱う「謎」と、謎解きで扱う「謎」は、全く異なるものです。
- マーダーミステリーで扱う「謎」
マーダーミステリーで扱う「謎」は、「事件の真相」「不可解な状況が起こった理由」「犯人が使ったトリック」などが当てはまります。複数の不可解な事象が絡み合い、それを紐解いていくことで真相の解明に至ります。
- 謎解きで扱う「謎」
謎解きで扱う「謎」は、基本的には「ぱっと見では意味が分からない絵や文章」で構成されていて、それを規則性を見つけたり一般常識の知識を用いて紐解いたりして、回答を読み解いていきます。
答えはこちら⇩
答え:そらみみ(空耳)
(ピアノの鍵盤、①=ミ、②=ソ、③=ラ)
黒い四角はピアノの黒鍵(シャープとかフラットのやつ)を表します。
位置関係から、
①にはミ、②にはソ、③にはラ
の鍵盤が存在することが推測されるので、
それらを指示されたように並べると、
答えは「そらみみ」となります。
このようにマーダーミステリーで扱う「謎」と、謎解きで扱う「謎」は、その中身が異なります。
そして、そのどちらもお楽しみいただけるのが、以下におすすめするシナリオです。
『あの日の手紙』
作品タイトル | あの日の手紙 |
プレイ時間 | 90分 |
プレイ人数 | 2人 |
シナリオ制作者 | わいわい |
GM要否 | 不要 |
プレイ形式 | 周遊 |
楽しかったあの日々は、もう戻らない。
ずっと変わらないと思っていた日常は、犯した罪によって簡単に壊れてしまう。
償い切れるわけでもないのに、ずっと罪悪感を持ち続けて、自分の本当の想いに蓋をする。
そんな鬱々とした日々を過ごす中、耳を澄ますと聞こえてくる声。
ありのままの自分を思い出させてくれるような気がして、
気づけばその声に導かれるままに、横浜の地を歩んでいた。これは、ある高校生たちが懐かしの地を巡りながら、それぞれの思いに向き合う青春マーダーミステリー。
引用元:あの日の手紙
感動するマーダーミステリーで他にもおすすめなのが、初心者のためのマーダーミステリーカフェ「探偵キャンプ」作成の横浜周遊謎ときマーダーミステリー『あの日の手紙』です。
その魅力を以下にご紹介します。
- 横浜駅周辺の観光地を実際に巡る!
『あの日の手紙』は、横浜駅をスタートにして、実際に横浜駅周辺を巡りながらストーリーを進めます。キャラクターになりきって横浜の街を巡れるという、新感覚のミステリー体験をお楽しみいただけます。
横浜駅周辺には、数々の魅力的な施設が点在しています。ストーリーを進める中で、横浜駅周辺の魅力を強く感じることができるでしょう - 本格的な謎解きやマーダーミステリーが楽しめる!
『あの日の手紙』では、事件の真相を追ったり、出題される謎を解いたり、本格的な謎解きやマーダーミステリーがお楽しみいただけます。中には周辺の風景を使った謎も出題されるので、より周りに注意しながらプレイする必要があるでしょう。 - 真相を追う中で、最後に掴む未来は?
ずっと本当の想いに蓋をし続けた2人が、真相を追った先に掴む未来とは?
高校生になり切って、横浜の地を巡り、ぜひその結末を実際に体験してみてください!
高校生になりきって、横浜の地を実際に歩きながら友達の事故の真相を追う「青春マーダーミステリー」。横浜の綺麗な街並みと謎解きを楽しめます。自分の本当の想いに蓋をし続けてきた2人が、最後に出した答えとは?新感覚の周遊マダミスをぜひお楽しみください!
『殺意はカクテルに映る』
作品タイトル | 殺意はカクテルに映る |
プレイ時間 | 180分 |
プレイ人数 | 4人 |
シナリオ制作者 | THE NAZO STORE |
GM要否 | 不要 |
■■プロローグ■■
どこにでもある普通のバー。
馴染みのメンバーで手持ち無沙汰にしていると、マスターから「マーダーミステリー」なるゲームを渡されて……。
本作はただのマダミスではなく、謎解き要素が入ったマダミスです!マダミスとしても面白いことに加えて、謎解き要素&驚きの仕掛けも非常に楽しめます!こちらはシリーズものとなっていますので、同シリーズの「猟奇はカクテルに滲む」「軌跡はバイオレットに染まる」もぜひ体験してみてください!
『謎だらけのグランドホテルからの悲鳴』
作品タイトル | 謎だらけのグランドホテルからの悲鳴 |
プレイ時間 | 70分 |
プレイ人数 | 4人 |
シナリオ制作者 | 秋山直太朗 |
GM要否 | 不要 |
謎解きの世界大会が開催されるグランドホテル。
大会前夜、決勝進出者のみが食事に招かれていた。
会食を終え各自が部屋に戻る頃、ホテル内に緊急警報が鳴り響く。大会の司会者が部屋で倒れている姿で発見された。容疑者は食事を共にしたあなたたち4人。
謎めいたこのグランドホテルで一体何が起きたのだろうか。
なんと、あの謎解き大手のSCRAPが、マーダーミステリーを作りました!時には謎を解きながら情報を集めて事件の解明を目指します!謎解きもマダミスもやりたいという欲張りさんは、ぜひプレイしてみてください!
《まとめ》
まずはおすすめシナリオをプレイしてみよう!
マーダーミステリーも謎解きも楽しみたい欲張りな方は、ぜひおすすめしたシナリオを実際にプレイしてみてください!マダミスと謎解きは違った頭の使い方をするので、頭の切り替えも楽しさの1つでしょう!
マーダーミステリー×謎解き×周遊×青春といろんな要素が揃った「あの日の手紙」を、まずはプレイしてみてはいかがでしょうか?
さあ、あなたもマダミスで謎解き!!