ミステリー小説を実際に体験できるゲームとして話題のマーダーミステリー(マダミス)。マーダーミステリーに興味を持ったけれど、「どうやって始めればいいの?」と迷っている方も多いのではないでしょうか?

この記事では、マーダーミステリー初心者でも分かりやすく、基本的なやり方楽しむコツを解説します!

「そもそもマーダーミステリーってどうやって遊ぶの?」「遊ぶのにいくらくらいかかるの?」「店舗やオンラインで遊ぶ方法は?」といった疑問も、本記事を読めば解決します。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

マーダーミステリーとは?

マーダーミステリーは、主に殺人事件の真相を解き明かす体験型推理ゲームです。参加者は物語の登場人物として役割を演じながら、犯人を探したり、隠された真実を見つけ出します。

  • プレイ人数:3〜8人が一般的
  • 所要時間:1〜3時間程度
  • 特徴:事件の解決がテーマなので、同じ作品は人生で1度きりしか遊べない

初心者でも少人数・短時間で楽しめる「ポケットサイズ」のマーダーミステリーもあるので、まずは手軽な作品から始めるのがおすすめです!

マーダーミステリーの基本的なやり方

(1) プレイする作品を選ぶ

オンラインや専門店で購入可能です。初心者向けには、短時間でプレイできる作品がおすすめ。

おすすめ作品例

「ポケットミステリー」シリーズ
(2~3人用で1時間で遊べるマダミスシリーズ)

(2) 参加者を集める

作品によって必要な人数が異なります。参加者全員が時間を確保できる日程と場所を押さえましょう。
場所の確保や参加者の募集等が面倒な方は、マーダーミステリーの専門店で遊ぶのもおすすめです。

おすすめ店舗例

東京・横浜のマーダーミステリーカフェ 探偵キャンプ
(マダミスが初めての方に特化したお店。専門スタッフの解説の元、リーズナブルに初心者〜中級者向けの作品が遊べます)

(3) 役割を分担する

各プレイヤーはキャラクターシートと呼ばれる冊子を受け取り、それに基づいて役割を演じます。

キャラクターシートには主に以下の情報が記載されています。

  • 背景情報:そのキャラクターの設定や行動など
  • 目的:犯人を探す、隠し事を守る、犯人であることがバレない、など

(4) 物語を進行する

司会役(ゲームマスター、GM)がいれば進行をサポートしますが、最近ではゲームマスター不要な作品が数多く登場しています。

  1. 導入:事件の概要が説明される
  2. 調査:プレイヤー同士で会話や情報交換を行う
  3. 推理:得られた情報をもとに、犯人や真相を推測
  4. 投票:全員で犯人を決定する

(5) エンディングを迎える

犯人が明らかになり、物語の結末が語られます。それぞれの推理が当たっていたかを確認しましょう!
作品によっては、感動的なエンディングを迎えるような、ストーリー重視の作品も多数あるので、じっくりと物語体験に浸ってください。

初心者が楽しむための3つのコツ

(1) キャラクターになりきる(ロールプレイ、RP)

声のトーンを変えたり、セリフを工夫するだけで雰囲気が盛り上がります。ただし、無理に演技をする必要はありません。自分の担当するキャラクターなら、どんな選択をするのかを考えるだけでも、立派なRPです。

(2) 情報を整理する

ノートを使ってヒントや会話内容をメモすると推理がスムーズです。犯行当日の時系列の情報や、証拠品の情報をしっかりとまとめておきましょう。なお筆者の経験上、死因凶器の特定を意識すると、推理に役立つ可能性が高いです。

(3) 目的を忘れない

自分のキャラクターが何を目指しているのかを意識しましょう。犯人を隠す役割の人もいるため、嘘をつくのもゲームの一部です。慣れないうちは、数分おきに、キャラクターシートの「目的」部分を読み返すことをおすすめします。

初心者におすすめの購入先・プレイ場所

オンラインで購入

  • Amazon:初心者向けの人気作品が売られています。プレイ時間、プレイ人数、価格を吟味して選んでみて下さい。
  • Booth:新作のマーダーミステリーが売られている場合が多いです。ただし、ゲームマスターが必要な作品が多いため、注意が必要です。

実際に遊べる場所

  • 探偵キャンプ(銀座・新宿・横浜):マダミス未経験者のデビューに特化したマーダーミステリーカフェ。お客さんの大部分が初心者なので、「迷惑をかけちゃうかも」などを気にせず、安心して遊べます。
  • Rabbithole:より没入度の高い、本格的な演出に定評のあるお店。中級者以上の方におすすめです。

まとめ

マーダーミステリーは一見ハードルが高そうに見えますが、ルールを押さえれば誰でも楽しめる体験型ゲームです。

まずは短時間で遊べる初心者向け作品から始めてみましょう!友達と集まる日を決めて、ぜひ一度挑戦してみてください。

あなたの名推理が披露される日も、そう遠くないかもしれません。