
作品紹介
タイトル
つづりあわせの流儀
プレイ人数
3人
プレイ時間
約1時間
制作
奇譚館 様
あらすじ
ああ・・・王立学術院の方々。
よくおいでくださいました。どうぞおかけになって。
研究にご興味を持っていただいたようですね。
たしかに私の論説の内容は、あなたがたにとって珍奇なものだったでしょう。
・・・しかし、
私からすれば、あなたがたの考え方こそ新鮮に思えます。
遠い故郷を離れ、この王国に移り住んでからもう随分と月日が経ちましたが、
いまだに慣れないものです。
文化、風習、人間観・・・
もちろん、この国での生活のために与えられた名前も。
だからこそこの研究に辿り着いた。
さて、研究の概要についてご説明する前に・・・
まずは私たちの認識についておわかりいただけるよう
ある出来事についてお話しいたします。
我が郷里、『仮面の民』と呼ばれる者たちのこと。
彼らの考え方のこと。
彼らの記録にもとづいてお伝えしましょう。
乾いた風。果てしなくひろがる平原。
『仮面の民』が住む大地。
皆、色とりどりの壮麗な仮面で顔貌(がんぼう)を覆う。
それぞれの役割を、それぞれが担う。
ロバやヤギを飼い育てながら、平和を美徳として生き、
心臓の鼓動が止まれば、その肉体と仮面は厚く葬送される。
そして、信頼の証である『つづりあわせ』を頻繁におこなう。
この儀式によって日々の暮らしはつつがなく営まれていく。
ある朝、家畜の放牧を担う4人の『仮面の民』が遠くの野原に出かけた。
数時間の後。
そのうちの1人、サバナがなだらかな丘の中腹に倒れ伏していた。
頭頂には青銅の斧が深く突き立てられており、
割れた白い仮面の隙間から覗く瞳は、もはや生気を宿していなかった。
・・・罪深い殺人鬼がここにいる。
遺骸を前にして、互いへの信頼は残されていない。
残された3人の『仮面の民』は嫌疑(けんぎ)のまなざしを向けあった。
作品の特徴
3人用、プレイ時間40分程度の作品です。珍しい世界観にググッと没入できるようなシナリオとなっています。マダミス経験者にこそやってみてほしい一作。
- 経験者おすすめ
スタッフからの一言
きっとすぐにみなさんも、この乾いた風を感じることでしょう!短時間ながらもがっつり世界観を味わえます!
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